これが21世紀の陶芸の伝統だと思う
までは陶芸で使われなかった素材
「金、銀、プラチナ、スワロフスキーなど」
青木良太は2000年の時に「金、銀、プラチナ」を使い作品を作り発表し始めた
その時は「そんなの陶芸じゃない」と多くの人に言われた
批判の嵐だった
「誰もやった事のない事をするとこんなに批判を喰らうのか」
自分はその作品達がカッコいいと思い
ずっと作り続けていた
今も作ってる
そしたらどうだろう
似たような作品が世の中に出てくる
今が2024年
あれから24年もたったのか
金、銀、プラチナを使った陶芸作品が多くの作家が作り溢れかえっている
400年前の「織部焼」誕生の時もそう
古田織部がクシャッとしたカタチの緑色の釉薬をかけた器を作った
「えっ！こんなの見たことない！」
それが大人気でメチャクチャ売れて美濃瀬戸を中心に
それを模倣するものが多く作られ現在にも続いている「織部焼」
これが伝統を受け継いでいる事だと思ってます
伝統には二つあり
「カタチを受け継ぐ」
「精神を受け継ぐ」
「カタチを受け継ぐ」これが「織部焼」などの器
自分はその時の「精神を受け継ぐ」ことをしています
「えっ！こんなの見たことない！そしてかっこいい！！」
3月3日が青木良太の誕生日になります
“初心忘るべからず”
その意味を込め初心の時の作品を発表します
これが21世紀の伝統になります
今後とも応援よろしくお願いいます
陶芸家 青木良太
