深い「赤」
この色こそが女王様が使う器にぴったりだと思う
釉薬で赤色を出すのはとても難しい
昔から赤色を陶磁器で出すのに様々な研究がなされてきた
中国の景徳鎮では「辰砂」という綺麗な赤も生み出された
今では赤の顔料が開発されていて赤い釉薬は作れるようになってきた
それはそれで美しいのだが
「女王様が使う赤はなんだ?」
と思い、もっと煌びやかな赤はないかと研究した
研究を重ねた結果「女王様の赤」が誕生した
それを青木は発表してきた
それからさらに研究、実験し進化した2021年
誰もが見たことのない新しい美しい「赤色」が完成した
今回の新作は今までの「女王様の赤」の色が進化した
煌びやかな赤色
女王様が使う美しい赤の器を楽しんでもらえたら嬉しいです
陶芸家 青木良太