「キラキラした星空のような器があったらいいな」
そんな思いから研究がはじまった。
完成するまでにとても時間がかかったが、感動するくらい美しい作品ができあがった。
作品名を『スターブルー』と名付けた。
星空のイメージ。
完成した作品は夜の水面のようにも見える。
青い水面に月の明かりがキラキラ光っている。
『スターブルー』は既にアトリエライン、プレタラインでお皿などを発表しているけれど、
今回の個展では、普段作ってない湯呑みや、新作の焼酎カップを制作した。
飲み物をいれるとキラキラ美しく、何度も覗き込んでしまうドキドキする器だ。
釉薬が垂れ過ぎて棚板にくっついて割れたり、色がうまく出なかったり、未だ研究中。
その中でも理想の器が焼けてきたのもある。
今回は納得した作品を発表させてもらいます。
スターブルーの世界を楽しんでもらえると嬉しいです。
陶芸家 青木良太