“古陶磁展

「青花」とは日本で言う「染付」である。

 

“「染付」とは、白色の胎土で成形した素地の上に酸化コバルトを主とした絵の具で模様を絵付し、その上に透明釉をかけて高温焼成した陶磁器。

おもに磁器で、模様は藍青色に発色する。” by Wikipedia

 

景徳鎮はとても白くて綺麗な粘土が取れる場所。

およそ2000年前から焼き物が焼かれていて、

およそ1000年前にはとっくに綺麗な白磁が焼かれていた。

その時期の日本は灰釉の陶器が焼かれていた。

日本が白磁を焼けるようになったのは、1616年に李参平が有田で白磁の地層を見つけてからである。

日本は随分と遅れていました。

 

中国の白磁は1000年前から生産だけでなく、ヨーロッパやイスラム圏などにも輸出され人気があった。

あまり知られてないかもですが、陶磁器の世界では中国の方がぐっと進んでたのです。

 

ここからが、面白くて。

白磁ばかりだと飽きられてきてきたので、工夫をし始めます。

器に彫りをしたりするようになりました。

これも景徳鎮の代表作になります。

これもまた広がった。

「次はどうしよう?」

って時に、シルクロードから「青花」に使われる酸化コバルトがイスラム圏から入ってくるのある。

 

ここから、その酸化コバルトで絵を描いて透明釉薬をかけて焼いてできたのが「青花」である。

これも海外でメチャクチャ人気が出て輸出しまくってた。

のだが、戦争のため輸出ができなくなってしまった。船が入れない。

せっかくヨーロッパで「青い器」が売れてるのに…どうしたものか…

 

「じゃあ日本に作らせよう!」

となり、1650年代からは、東インド会社により有田で作らせた「青い器」がヨーロッパの国々に輸出されはじめたのです。

 

ん!?話が脱線しそうなのでここで終了。

簡単に言うと「青い器」にはこんな歴史があります。

古陶磁を見てると歴史もわかるので楽しいです。

是非、楽しんでください!

タオツータオツー!

 

陶芸家 青木 良太

 

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