アメリカやヨーロッパで個展をすると、花器は彫刻作品として買っていかれる方が多い。
「これ家のどこに置こうかしら」
そう言ってイメージして買っていかれる。
オシャレな考え方だなーって感動することがあった。
しかし、昔の日本人も同じだなぁと思った。
家の床の間に花を入れなくても壺を飾ったりしている。
今はマンションやアパートの生活で床の間など無いが、もともと自分たち日本人もその感性はあったんだなと思う。
今回の一輪挿し。小さい作品は口が細くてお花を生けるのは難しい。
よほど細い茎なら入るかもしれない。
けど、もうそのまま飾ってみてもいい。
だってモノに存在感あるから。
小さな彫刻達。
自分の好きな場所に飾ってみてください。
久しぶりに作ったが、一輪挿しはカワイイね。
陶芸家 青木良太