私は昔のモノが好きで、よく台湾にある故宮博物館に観に行く。あそこには名品がゾロリと揃っている。
陶磁器だけでなく、青銅器や玉や書などが勢揃いしている。
中国のお宝がなぜ中国にあるのではなく、台湾にあるのかといえば
蒋介石が毛沢東とバトって1949年に台湾に移り、その時に中国のお宝を全部持って行き、山を掘って隠し、その手前に故宮博物館を作ったのだ。
名品を見たいのあれば、中国の故宮博物館でなく台湾の故宮博物館に行くことをオススメします。
しかし、博物館ではガラス越しに見ることはできるが触ってはいけない。さらに、写真も禁止されている。
やはりタオツーは手で触って愛でてあげるのが楽しみの一つだ。
重みを楽しんだり、質感を感じて時代背景を予想したり、細部を愛でながら作り手の気持ちを想像したりして楽しみたい。
ガラス越しに見ると言うのは、画面を通じて好きな俳優やアイドルを眺めているのと同じだろう。
好きな人がいたら横にいてほしいものだ。
日本の骨董屋でも古美術は購入できるが、モノにもよるけれど値段が高い。
しかし、手元に置いておきたいモノに出会えば購入してみるのがいいだろう。
好きな時に自由に愛でることができる。
私は博物館級のSクラスの古いタオツーや青銅器をゲトり、自分のコレクションにしている。
今年に入り、中国に何度も来ることになった。
いろんな都市、町、村を練り歩いた。
いろんな古いタオツーに出会った。
感動しまくった。
そして少しずつ買い集めている。
この感動をみんなでシェアできればと思ってます。
「決して新しいから良いというのはない。古いことでも知らないことであれば新しい。」
タオツーハンター 『青木良太』