『WEB個展は実験作品の発表の場となった』
今回のWEB個展では2018年に深く作品を掘っていく予定の作品を発表します!
2018年から香港のギャラリーを皮切りに海外の現代アートシーンで発表する『チムチムゴッド』
スワロフスキー焼き付けの『神様シリーズ』
様々な美しいカタチを模索した『王様シリーズ』
さらに特別に!『LUXURY』『Jewelry』も数点制作。
これらの作品は、2017年に少しだけ個展などで発表しながら研究開発を進めてきました。
そんな新作たちを毎年恒例の1月1日 00:00スタートの正月WEB個展で発表させてもらいます。
▼価格のはなし
2017年の11月にスタートした『実験作品での価格革命』
“実験作品ならギャラリーに卸す価格と同じく60%でお客様に渡しても良いと思わない?”
この疑問からオンラインのWEB個展で2017年の11月から実験価格での販売を始めました。
ギャラリーなどの展覧会で売っても、このシステムで売っても、作家に入ってくる金額は変わらず、お客様にとっては半額近い価格で作品を買える。
そして、ギャラリーで販売する時はちゃんと100%の価格で販売する。WEBの常設でも100%の価格で販売する。
すでに実験作品を購入した人達がいるから、ギャラリーでの展覧会でもちゃんと売れていく。
この価格設定で2ヶ月で3回WEB個展を開催し、全て2時間で50%の作品が売れ、24時間で75%の作品が売れた事で
これが21世紀の陶芸家、現代アーティストのスタイルになって確立していくのではないかと思っています。
ちなみに…新作発表のスピードが速いので
青木良太は大丈夫??新しいアイデア出すのに苦しんでない?と思われる方もいるかもしれません。
いや、メイヨーです。※メイヨーは中国語で「無い無い」という意味
作品を見れば一目瞭然でしょう。私自身かなり楽しんでつくってます。
いま、ようやくスピード感が丁度いいです!!
▼3つのメリット
①『経費』
青木良太が個展の初日にギャラリーに行く交通費、宿泊費、作品の送料(ギャラリー負担)、ギャラリーでの販売手数料。
その他、作家をもてなす食事会、パーティーなど。経費がかからなくなります。
②『時間』
青木良太がギャラリーに行く、滞在する時間。
お客様がギャラリーに行く、滞在する時間。
これが無くなります。
③『ギャラリー』
60%という金額はギャラリーが買い取る金額と同じなので、むしろギャラリーが青木良太から作品を買って売るのと同じ。
ギャラリーも同じようにWEB個展で仕入れて、通常の100%で売る。何も問題ないというか、送料が青木負担なのでむしろお得。
もちろん実物を手に取って見ていただきたいという思いもあります。
そういうわけで『実験作品での価格革命』が2017年11月からスタートし、一定の成功をおさめたから続けてみます。
(※青木良太は違うと思ったら速攻で考えを変えますので、急になくなったらごめんなさい)
ではでは、2018年から始まる陶芸家『青木良太』の実験作品(自分の子供と思ってる)をお楽しみください!
そして、2018年は皆様にとって、昨年よりもさらに良い年になりますように!
自分も頑張りますので、お互いにがんばりましょう!!
陶芸家 青木良太「私は新しい作品を作ってると同時に新しいルールを作ってる」