『深みのある表情を手に入れることができた』
今回の窯焚きでさらにパワーアップしたRAKUが焼けたのだ。
前回の「水晶RAKU」を作ってる最中に、いろいろとアイデアが降りてきた。
作ってる最中だと、そのアイデアをそこにすぐに取り入れるのは難しい。
フィリピンの島で吸収してきた新しいことを「水晶RAKU」で実験制作している時に
その瞬間に降りてきたアイデアをそこに入れてしまうとグチャグチャになってしまうのだ。
アイデアが連続で降りてきてる時は、着実に一個ずつやっていき、
結果と検証をして次に進むことによって自分の血肉となるのだ。
「水晶RAKU」の器は成功したと思う。
新しい作品が生まれた瞬間を皆さんとこの場で共有できたのが嬉しい。
WEB個展をスタートしてから1時間以内で1/3はSold Outになり、
1日たったら半分以上はSold Outになった。
挑戦を皆さんに共感してもらい、さらにそれがエネルギーとなり、次なる挑戦をできることになった。
応援していただいて、本当にありがとうございます。
おかげさまで、さらに新しいことに挑戦でき、歴史に残る作品を生み出すことができています。
今回のタイトル『SUPER RAKU』
今までと何が違う?
「深みが違います」
今まで使ってなかった新しい素材を追加し、
山から掘ってきた原土の中でも最高に荒々しい暴れん坊の粘土を使い、
さらに進化したフリースタイルの釉薬掛けと火を完全にコントロールした窯焚きによって完成した。
経験値が積み上げられた薪での窯焚き。自然との会話がグンとネイティブにできるようになってきた。
2017年最後のRAKUの制作と窯焚き
陶芸家「青木良太」の勢いに乗った今の作品をお楽しみください。
陶芸家 青木良太
※本展覧会も実験作品のため、通常販売価格の60%で発表させていただいています。