明けましておめでとうございます!
昨年の末に、ぼく的に良いことがありました。
それは『金色になる釉薬』が安定的にコントロールできるようになったこと。
嬉しすぎたので、早く多くの人に見てもらいたく、
毎年恒例の正月のWEB個展は、今回はこの錬金術のような作品を発表します。
名前は『金塊瓷(きんかいじ)』と呼びます。
字のごとく、金の塊から掘り起こされたような作品達です。
水につけるとそのキラキラ感がさらに増して美しいです。
さらに代表作の一つ『溶岩シリーズ』を発表します。
黄金、鏡(プラチナ)、赤金の3シリーズです。
今回のはいままでとは少し違うところがあります。
サックリとした美濃の粘土でつくったので、口元のほうにかけて青木の手跡のロクロ目がゆったりと見えます。
いままでの溶岩の作品は細かい粘土を使用し、ピンッとした作品でした。
ゆったりとした新しい溶岩もお楽しみください。
新年のめでたい時なのでブリンブリンのきらびやかな作品達を楽しんでもらえると嬉しいです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
陶芸家 青木良太