『振り出し』とは、日本では400年前からあるお茶道具の一つ。
外でお茶を点てて飲んだりするのを『野点(のだて)』といいます。
その時に『小さな茶箱』の中に『小さなお茶碗』と『小さな茶入』と『振り出し』をいれてピクニックみたいに山に行って野点をしてました。
『振り出し』は【極小の菓子器】と呼ばれていて、当時の人たちはこれに『コンペイ糖』をいれてたそうです。昔の人達ってイキですよね。
青木は10年前くらいからこの『振り出し』をつくりはじめた。
いまでこそ『振り出し』をつくる作家さんは多くなったけど10年前は誰もいなかった。
青木はお茶道具の勉強をしようと思い茶道具屋さんをまわってたら、小さい小瓶にトウモロコシの葉っぱでできたこのアイテム『振り出し』に出会い、
「振って出すから振り出しというんだぁ! こんな可愛いモノがあるんだ!! ぼくも現代の振り出しをつくろう!!」
そこから制作が始まりました。
そこで完成した現代の【極小の菓子器】
昔は小さいお菓子はコンペイ糖くらいしか存在しなかったけど、いまは他にもある。
青木は普段食べている『白い粒 フリ○ク』をいれることにし、毎日持ち歩くようになりました。
その白い粒の名前から引用し『振り出し』⇒『フリ出し』と命名。
※しかし実際、青木が食べてるのは『ミンテ○ア』という噂。
その後、日本を代表する鞄屋『吉田カバン』と陶芸家『青木良太』
Made in JAPANのモノづくりをしている日本代表コラボがはじまる。
その第一弾が『フリ出しケース』。
これで『フリ出し』をポケットに入れたり、鞄にいれたりして持ち歩ける。
※陶芸家『青木良太 別注』PORTERケースは青木の展覧会でしか販売していません。
楽しいクリスマスを過ごすためのさまざまな『フリ出し』をご用意しました。
素敵なクリスマスをお過ごしください。