2013年は12月の六本木ヒルズA/Dギャラリーの個展では、新しい試み『惑星』のシリーズが生まれました。
『惑星』とは原始太陽系星雲の中で、微惑星の衝突・合体により誕生したものです。
壺を制作している時にふと気が付きました。
『地球から採れた粘土でカタチつくり、その上に地球上にある様々な鉱物を混ぜ合わせて釉薬にし、
窯の中で地表からマグマが吹き出て来る温度と同じ1200℃の状態をつくり、新しい鉱物を生み出す。
これは惑星をつくっているんだな。そしてぼくはそのきっかけをつくってるんだ。』
この『惑星』シリーズのもってるポテンシャルがとても高く今後の発展が楽しみです。
今回の釉薬の名前『游星瓷』これは惑星という意味です。
小さな惑星達をご堪能していただけると大変嬉しいです。
この感動を皆様と共有したく、世界ではじめてネット上で陶芸家の個展を開催します。